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2013年1月22日火曜日

4400 未知からの生還者とHeroes

 Heroes

Heroesは最後まで見ても好きになれなかった、主役級の正義感たっぷりで真面目な直情型馬鹿ピーターと過剰なあざとい演技のヒロがうざキャラすぎて
ヒロの相棒で普通の人アンドウ君、日本語下手はしょうがないけどキャラ的には好きだったな 、普通の人としてもっと活躍して欲しかった
ある日特殊能力に目覚めた普通の人だったピーター達、
能力者が迫害、政府により隔離され荒廃した未来になるのか、能力が普遍のものになりより豊かな世の中にできるのか、NYが炎に包まれるのを阻止できるのか、能力を悪用しシリアルキラーとなったサイラーや他の能力者を止める事ができるのか、はたして能力を駆使し世界を救うヒーローズになれるのかっていうお話

主要キャラはアンドウ君、マット、ネイサン以外の男達、特にピーターの母はみんなクズに見えてどこがヒーローなんだよっと
クールな悪役サイラーやチアリーダーのクレアとトレイシーの可愛さとファイナルシーズン4で登場するT-bag役のロバート・ネッパーのおかげでなんとか最後まで見れた
破綻したストーリー、2大うざキャラを無かったことにすればまあ楽しめたかな、厨二的子供向け感は最後まで抜けなかったけど
(ヒロ役のマシ・オカが嫌いなわけではない、役作りによって出来上がった過剰な演技のヒロがうざいだけ、日本人としてがんばって欲しいと思う)

4400 未知からの生還者

 たまたまHeroesから続けて見た4400 未知からの生還者
見てるうちになんかHeroesと似てるなと思ったりもしたが、こっちの方が断然好きだ

なんたら捜査官トムとダイアナの昔々のX-fileを思い出させるペアが
さまざまな時代、場所で行方不明なった4400人の行方不明者、全員失踪当時の年齢服装記憶のまま湖の畔に現れるのを、その他大勢の捜査官、TV中継されたお茶の間と共に発見し物語が進んでゆく

彼らは本当に行方不明者本人なのだろうか、クローンやロボットだったりしないのか?と言った謎は無かったことにして本人だと認定、彼らは奇跡の4400と呼ばれいくらかの補助と定期健診を条件に監獄のような施設から開放されそれぞれの生活へ戻っていく

ダイアナは時が経ち過ぎ身寄りの無い少女マイアを保護観察者として預かり、トムは息子のカイルが昏睡状態になる寸前まで一緒にいた甥のショーンが生還したため、息子の昏睡原因の解明と目覚めを期待する

その後生還者の周りには超常的な事件事故が頻発し、彼らの中には特殊な能力を持つ物もいるとトムとダイアナ、政府、世間、生還者自身も知る事となる。

必ずしも幸せにはなれなかった生還者達、時間の経過により拒絶されてしまったり、特異な存在として忌み嫌われてしまったり、犯罪、テロ活動に走る者も、、運よく元の家族へ戻れても自身の能力のために馴染めなかったり、 、、
そんな生還者達を集め平和な理想郷を求めるもの、その裏で画策する人物も、、政府は4400は危険だと危惧し始め、トムとダイアナは彼らを守るためと捜査を続ける
なぜ生還者の中にだけ特殊な能力が現れるのか?昏睡から目覚めたカイルは当時何を見たのか?失踪中に身に覚えの無い妊娠をしたリリーの子供は?未来からの使者の目的は?

と、まあHeroesと多少かぶる設定だなとは思ったけど
4400の方が派手さは無いけどストーリー展開やらキャラの心理描写さまざまな人間模様共に感情移入しやすくて良かった
50年以上前から現代に来た空軍パイロット リチャードと当時の恋人にそっくりなその孫リリーのカップル
イザベルのお色気、能力があり優秀に見える兄ショーンの弟ダニーの葛藤、予知能力を持つマイアを正式に養子として引き取ったダイアナ母娘愛などなど
ただ非常に残念なことにシーズン4で打ち切り、続きは洋書の小説しかない
俺たちの戦いはこれからだ的な、よく言えば想像を掻き立て幅が広がる終わり方
悪く言えば男坂的なぶつ切り感でむずむずする。